2012年08月31日

エコカー補助金、駆け込み需要は? 9月までは続く!

今回2回目となるエコカー補助金は、2年前の前回と比べ駆け込み需要がさほど内容とのニュースが流れました。

当初、その勢いから7月、遅くても8月中には終了するだろうとの予想が大半を占めていました。
したがって各ディーラーさんもユーザーに対し、そのような情報を提供していたようです。ここに来て各自動車ディーラーは「駆け込みのお客さまは前回と比べ格段に少ない」とのコメントを出しています。
前回のエコカー補助金は期限を3週間ほど残し終了。ユーザーからは「補助金を当て込んで購入したのに補助金が出ない」と不満の声が上がったほどでした。

8/29時点で政府予算は、1割の約277億円がまだ残っており、9月まで続くのは間違いなく、前回のような混乱はどうもないようですね。

何故そのようなさめた現象が起こっているのでしょうか?

各メーカーは前回の混乱を避けるため、補助金の申請が間に合わない購入者に対し、その分を補填する販売施策を早くも打ち出しているからなのです。
それにより、メーカーが補填してくれるなら、慌てて購入する必要もないとの心理が働いたようで、今回の落ち着いた動向になっているようです。

もう一つの理由は、前回のエコカー補助金は、登録から13年以上たった古い車を同時に廃車にすれば、さらに15万円(軽自動車は半分)の補助金が追加でもらえたこともあるようです。
この施策によって、長年保有していたユーザーがこの特典を活用して購入した経緯があり、その需要もあり、今回は買い替え需要が落ち着いた要因のようです。

この補助金は賛否両論あり、更なる補助金制度の復活を求める声と、需要の先食いによる制度終了後の需要減につながるとの声もあり、今後の動向に興味が尽きませんね。




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2012年08月29日

カローラハイブリッド車の発売は?−2013年秋?

今年5月、フルモデルチェンジした新型カローラは、期待していたハイブリッドモデルが発売されませんでした。
しかしながら、来年秋にはハイブリッド車が発売される見通しのようです。

ハイブリッドモデルが設定されるのは、セダンのカローラアクシオ、ワゴンのカローラフィールダーの両車種です。
ハイブリッドシステムは1.5LのTHSUで、アクアのシステムをそのまま流用させることになるようです。
JC08燃費は33〜34km/L程度になると推測されており、これはアクアの35.4km/Lとプリウス32.6km/Lの間ぐらいになるという予想です。

本来今年のフルモデルチェンジに合わせ、HVモデルの投入もされていたそうですが、昨年末に発売した小型HV車「アクア」の人気が予想を大きく上回り、カローラへのHV部品を供給する余裕がなかったのが要因となり、導入が見送られたようです。
なんともアクアの影響で発売が見送られたとは、カローラファンにとっては痛し痒しでしたね。

この5月に全面改良されたカローラはハイブリッドモデル搭載で開発されていたため、大掛かりな変更もなく1.5L THSUの搭載が可能だということです。

ハイブリッド車も高級車から一般車、大衆車へと移行し、本格的な需要が期待されていますが、トヨタ自動車は2020年頃までには、全車種HVモデルが導入されることで計画がすすんでいるそうです。

トヨタの大衆車の代名詞であるカローラHV車モデルが発売されると、ユーザーも一気に増える可能性大ですね。


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2012年08月28日

EVカー充電方式紹介

CARテクノロジーWATCHに気になるニュースが会ったので紹介します。

EVやプラグインハイブリッド車への充電方法がにわかに注目を浴びているとのことです。

以下こちら
今、電気自動車(EV)やプラグイン・ハイブリッド(PHV)への充電方法に注目が集まっている。

 これまで、EVなどへの充電の方法では、日本が提唱した「CHAdeMO(チャデモ)」方式が、普及という面で先行していた。しかし、最近になって突然、独フォルクスワーゲンをはじめ米GMなどの欧米メーカーが、「コンボ」方式と呼ばれる新しい方式を採用するとアナウンスしたのだ。

 これにCHAdeMO陣営は驚いた。もちろん、我々、メディアも同じだ。そのため、日本と欧米、どちらの提唱する方式が世界標準となるのか? はたまた地域ごとに、2種類の方式を使い分けることになるのか? それとも、また別の方式になるのか? その着地点を巡って、さまざまな予想や思惑が渦巻いているのだ。

 ここでは、その先行きを占うのではなく、まずは前提の話となるCHAdeMOを説明したいと思う。日本が普及を進めるCHAdeMO方式の内容だ。

 CHAdeMOという名称は、CHAdeMO協議会が標準規格として提案する急速充電器の商標名であり、「CHArge de MOve=動く、進むためのチャージ」や「クルマの充電中にお茶でもいかがですか」の意味を含むという。CHAdeMO協議会は日産をはじめとする日系メーカーを中心とした団体で、CHAdeMO方式の普及を目的としている。


リーフの充電ポート。急速充電コネクタ(左)と普通充電コネクタが見える
■「普通充電」と「急速充電」を別々のコネクターで実施
 まず、充電の基本の話からすると、電気自動車(EV)などへの充電には、「普通充電」と「急速充電」の2つがある。「普通充電」は家庭のコンセントなどのような比較的低い電圧/電流(100〜200V/15A程度)を使い、時間をかけてゆっくりと充電を行う方法だ。家庭用のコンセントを使うように、電気は交流(AC)で供給される。

 しかし、「普通充電」よりも早く充電したい! というときに使うのが「急速充電」だ。こちらは、一気にEVに電力を供給するために「普通充電」よりもはるかに高い電圧/電流を流し込む。CHAdeMOの場合で、最大500V/100Aという電力が用いられる。そして、こちらは直流(DC)で行われている。

 日本の進めるCHAdeMO方式では、この2つの充電方式に対して、それぞれ別の充電コネクターを設定した。それに対して、欧米メーカーが提唱する「コンボ方式」では、この「普通充電」と「急速充電」を、1つのコネクターでまかなうという。


以上CARテクノロジーWATCH記事より抜粋しました。

これに対して欧米が提唱する「コンボ方式」の概要が明るみになるにつれ、その比較がなされると思いますが、過去にも家電製品など、様々な統一規格競争が国の威信を賭けてあった歴史を振り返れば、一歩先を行く日本方式に先を越され、世界標準になることを恐れた欧米陣営の巻き返しが、手にとって見えてきます。
結局はユーザーファーストではなく、国家間の利害にまで発展していく規格戦争です。
そのユーザーを度外視した長期間の論争が、決着が付くまでの損失を埋めることなく、流れていく気配がしてなりませんね。

一個人としてはいち早く統一された充電方式で安心したクルマが購入できることを願うばかりです。


posted by GOLLA at 10:51| Comment(0) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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