現在ハイブリッド車は19車種発売しており、それと合わせると計40車種のバリエーションとなり、完全にハイブリッド車が主役の座に踊りでるカタチとなります。
目標時期としては2015年末までに新型車や既存車の全面改良で21車種を加える予定。
販売目標も2015年までに年間100万台以上の世界販売を目指すそうです。
新たに加わる車種としては既に発表しているカローラのHV車を始め、新型車も投入、HV車では国内外ともに世界をリードしていく戦略のようです。
また、電気自動車(EV車)も新型車「eQ イーキュー」を12月以降発売予定。
価格は360万円(税込)、販売目標は100台とHV車に比べると慎重な構えのようです。
まだまだ、普及には時間を要するとの判断があるようです。
まずは充電スタンドなど、インフラ整備の充実に合わせていかないと普及は難しい面があるようですね。
◇燃料電池車も発売
トヨタ自動車が注力しているもう一つのエコカーは燃料電池車です。
水素を燃料として走り、排気ガスは出さず、出るのは水のみ。環境にもやさしく、ガソリンを不要とする画期的なシステムなので、開発を急いでいます。
現在の発売予定時期は、2015年にセダンを発売。国内はもちろん、欧米でも同時発売を目指しています。
この水素を燃料とした燃料電池車は石油依存型の日本産業界にとって、待ち望まれた画期的なシステムです。
ぜひ世界に先駆けて発売し、日本車が一歩先を行き、絶対的なシェアを確保してもらいたいですね。
そして、日本経済を牽引する産業となり、日本の経済復活となり、一日も早いデフレ社会からの脱却を実現して欲しいものです。