発売後約1カ月(9月2日時点)の発表によると、販売目標台数(6300台)の約2倍にあたる1万2572台を受注したそうで、「非常に好調な立ち上がり」とコメントしています。
なんとこの数値は、セレナの全車種総受注台数の90%以上にあたるということです。
以下はグレード別による受注比率の順位です。
1位「ハイウェイスター S-HYBRID」 52%
2位「ハイウェイスターG S-HYBRID」 25%
3位「20X S-HYBRID」 18%
4位「20G S-HYBRID」 5%
となっています。
また、ボディーカラー別での受注比率順位は
1位 ブリリアントホワイトパール 34%
2位 スーパーブラック 21%
3位 ブリリアントシルバー 16%
となっています。
やはりミニバンのハイブリッド車ということで前評判が高かったこともありますが、受注が好調な要因には、以下の理由が挙げられます。
@ハイブリッドカーにありがちな室内空間のデメリットを覆したコンパクトなハイブリッドシステムの採用により、今までのミニバンのイメージをそぐわない室内空間の確保。
Aその室内空間の確保達成により、使い勝手のよいシートアレンジを従来モデルそのままに実現。
Bミニバンでありながら、JC08モード燃費15.2km/Lという低燃費を実現
Cエコカー減税による減税措置に適合し、自動車取得税と自動車重量税が免税になること
以上のようなことが上げられます。
このように日産セレナS-HYBRIDは、今までのミニバンの利便性を維持しながら、低燃費、環境保護といったエコカー基準を適合し、ミニバン=エコカーの時代を招引していく可能性を秘めたクルマのようです。
今後、強力なライバル車が現れるまでは、更なる売れ行きを示していくことでしょう。