2012年12月21日

ダイハツ、「ムーヴ」マイナーチェンジ うれしい価格と燃費!

ダイハツは軽の主力車種である「ムーヴ」をマイナーチェンジしました。
その内容は、ビッグなもので、価格の見直し(引き下げ)と、燃費の改善が行われました。

■価格 
シリーズ
ムーヴ     グレードL 2WD 107万円 ← 112万円 5万円ダウン!

ムーヴカスタム グレードX 2WD 130万円 ← 131万円 1万円ダウン!

ベースとなるムーヴの最廉価グレードLは燃費向上などの性能アップしたのも関わらず、なんと5万円の値下げはユーザーにとってうれしい限りです。

また、ムーヴカスタムも同様に基本性能アップでも1万円の値下げと、通常はマイナーチェンジすると価格アップに転嫁するのが常ですが、価格を引き下げたのは、評価に値するところですね。
「たかが1万円かー、」と感じるか否かは、あなたの評価次第です。

○部材などの見直しで価格引き下げを実現
価格の引き下げに関しては、部材は一の最適化や、材料の見直しを徹底的に実施することで実現を可能にしました。

■燃費 
直列3気筒DOHC 0.66リッター自然吸気エンジン2WD 29.0q/L ← 27.0q/L 2.0q/L改善!

○JC08モード燃費29.0q/Lを実現!
今回のマイナーチェンジは、燃費も改善。
「e:Sテクノロジー」の燃費技術を第2弾に進化させ、サーモ(熱)マネジメント技術に焦点を当てて改良が行われました。

■基本性能向上
全高 1,620o ← 1,635o  15o低く!

○走行安定性向上
従来モデルのカスタムグレードのみに採用していたフロントスタビライザーや、カスタムRSのみ装備のローダウンサスペンスを全社に標準装備。
これにより全高が1.5p下がったことで、走行安定性が高まりました。

■衝突回避支援システム「スマートアシスト」
新型ムーブは安全運転をサポート刷る3つの機能からなる衝突回避支援システムを新たに装備しました。
このシステムは、ムーヴ L“SA”とX“SA”、ムーヴ カスタム X“SA”とX“Limited SA”に標準装備しています。

○低速域衝突回避支援ブレーキ機能
フロントグリル内に装備したレーダーレーザーで前方車両や障害物(壁や建物)を認識し、低速域での衝突を回避します。
この機能は、約4km/h〜約30km/hの範囲内で走行した際に有効な機能で、衝突の危険が高まるとブザーとメーター内の表示で警告を行い、さらに回避操作が行われずに衝突の危険性が高まると緊急ブレーキが作動する仕組みです。
[こんな経験はありませんか?。]
渋滞時うっかり脇見運転をしてしまい、前のクルマが止まったことに気付くのが遅れ、あわや追突してしまいそうに・・・!。
こんなシーンから分かる様に、なんと追突事故の約6割が時速30q以下での走行時に発生しているそうです。
そんないざというときに活躍してくれるのがこのシステムです。「備えあれば憂いなし」年配者の方の運転にもおすすめしたい新型ムーヴですね。

○誤発進抑制制御機能
高齢者の方などの勘違いによるペダル踏み間違えによる事故のニュースが増大していますが、新型ムーブでは、このペダル踏み間違えによる急発進の抑制を支援する「誤発進抑制制御機能」を新たに採用しました。
この機能は、前方約4m以内に障害物がある状況で、ペダルの踏み間違いなどにより必要以上にアクセルを踏み込んだとシステムが判断すると、ブザーとメーター内の表示でドライバーに警告を行うとともに、エンジン出力を抑制して発進を緩やかにする。このエンジン出力の抑制制御はアクセルを踏み続けた場合、最長で約8秒間継続します。このシステムは停止中または約10km/h以下で走行中に有効な機能となります。

○先行車発進お知らせ機能
管理人もよくある信号待ちの停車時に助手席のバックの中身を確認している時など、後続車からクラクションで青に切り替わったことを教えられ、慌てて発進をする時がありますよね。...(汗)
そのような信号待ちなどで先行車が発進しても自分の車が進まない場合、ブザーとメーター内の表示でドライバーに発進を促す「先行車発進お知らせ機能」はこのようなシーンが多いので、ドライバーには嬉しいサポートです。

■エクステリア
○ムーヴ 
・シンプル・安心感を表現したフロントデザイン。
・角型ヘッドランプの採用
・従来の4個から12個に増やしたLEDリアコンビネーションランプの採用。

○ムーヴカスタム
・大型メッキグリルやターンシグナルランプとフォグランプをビルトインしたフロントバンパー
・4連LEDヘッドランプ(ロービーム)の採用。
・従来の4個から20個に増やしたLEDリアコンビネーションランプの採用。

■インテリア
「ムーヴ」、「ムーヴ カスタム」ともにインパネデザインの刷新をはじめ、改善しました。
○メーターレイアウトの変更
これまでのセンターレイアウトから運転席前に変更。
○インパネのカラーリング
・ムーヴ:ベージュをアクセントとした2トーンカラー。
・ムーヴカスタム:ブラックを基調にブラックやシルバーの加飾をミックス。
○インパネ回りの収納スペースの増大
グローブボックスの収納スペースを拡大、使い勝手がさらに良くなりました。

このように、新型ムーブは価格を引き下げながら、燃費向上とともに大きくグレードアップしました。これで他メーカーを一歩リードした感じです。このグレードだと来年以降は、先行していた感があるホンダ、スズキに追いつき、ダイハツムーヴがトップに躍り出る気配ですね。


posted by GOLLA at 10:24| Comment(0) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月13日

日産自動車 ハイブリッドーカー15車種発売で巻き返し狙う

日産自動車は2016年までに15車種のハイブリッドカーを世界で発売するとのことです。

これは12日に横浜市で開いた環境への取り組みの説明会で日産の志賀俊之最高執行責任者が明らかにした模様です。

以下は朝日新聞からの記事です。


日産自動車は2016年度末までに全世界で15車種のハイブリッド車(HV)を新たに売り出す。日産が先行する電気自動車(EV)の市場が伸び悩む一方、国内を中心に拡大が続くHV市場ではトヨタ自動車などが攻勢を強めており、巻き返しを図る狙いだ。

 12日に横浜市で開いた環境への取り組みの説明会で日産の志賀俊之最高執行責任者が明らかにした。

 日産のHVの品ぞろえは現在、高級セダンのフーガとシーマ、インフィニティM、8月にHVモデルを追加したミニバン・セレナの4車種のみで、小型車がない。HVの世界販売台数は累計4万台程度で、450万台を超えるトヨタや、100万台以上のホンダに水をあけられている。

自動車メーカーに自社製の車の平均燃費向上を求める環境規制が米国などで強化されていることに対応する狙いもある。日産は売った車全体の二酸化炭素(CO2)の排出量を、16年度までに05年度比35%減らす計画で、志賀氏は「これから主要車種にHVが入ってくるだろう」と話した。

 一方、環境対応車の中核に位置づけるEVでは、10年代後半までにリチウムイオン電池やモーターなど心臓部の部品の製造コストを現在の半分にする方針。12年度中に米英の工場でEVリーフの現地生産を始めるのに合わせて、リチウムイオン電池の生産も日本から現地に移す。電池が電気をためる能力も10年代後半までに現在の1・5倍に引き上げる計画で、EVの弱点の短い航続距離(フル充電で走れる距離)も伸ばす考えだ。
【朝日新聞デジタルより】

日産はEVカーではリーフでリードしているものの、肝心の売れ行きが充電スタンドなどのインフラ整備の遅れで思うように伸び悩んでいるのも事実。
先月、新型リーフを発売。
補助金を利用すればなんと2,570,000円と一気に求めやすくなったSモデルを発売しました。
販売のてこ入れをしてきたのです。

これに並行してハイブリッドカーも開発を急ぎ、トヨタなどに後れを取っているのを3-4年で車種の数でも追いつこうという狙いがあるようです。

軽自動車は、その構造上の問題などから、第3のエコカーが主力となっていますが、普通車はこれから暫くはHVカーエコカーが主役になるのは間違いないようです。

そういった意味でもより多くのHVカーがリリースされるのは、選択肢が増えるユーザーにとっては良いことですね。



posted by GOLLA at 16:48| Comment(0) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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