昨年4月は東日本大震災の影響で自動車各社が生産を大幅に縮小、販売台数も大きく落ち込んでいた。今年はその反動と、エコカー補助金などが追い風となり大幅に増えました。
登録車(軽自動車を除く)は、92・0%増の20万8977台。
新型の小型ハイブリッド車(HV)「アクア」の販売が好調なトヨタブランドが2・9倍と大きく伸長しました。
アクアは前月(3月)の販売台数4位から順位を上げ、2位に浮上。
首位は11ヶ月連続でトヨタのHV車「プリウス」です。
ホンダの軽自動車「NBOX」も最高位となる3位に上昇し、同社のFITを初めて抜きました。
エコカー補助金・エコカー減税の追い風を受け、小型で低燃費のクルマに人気が集中しています。
上位10車種のうち、軽自動車が6車種を占め、残る4車種もすべてHVモデルがある車種でした。
このエコカー補助金も予想を上回る申込みで、早くもこの夏には国の予算を使い果たすという予想も立っています。
この勢いはいつまで続くのでしょうね。
軽自動車が96・0%増の15万654台。新型車「N BOX」が牽引したホンダが3・1倍となっている。