販売価格は4万9800ドル(日本円にして400万円ほど)で、3年間で2600台の販売を目指しています。
発売するモデルは、SUV=多目的スポーツ車・RAV4の電気自動車になります。
この電気自動車は、6時間の充電でおよそ160キロ走ることができます。
トヨタでは、アメリカの新興電気自動車メーカー「テスラ・モーターズ」との共同開発により、テスラの持つリチウムイオン電池やモーターの技術を活用することで、通常5年はかかる開発期間を2年ほどに縮めて市場に投入することが可能になったとしています。
トヨタでは当面、利用者の環境への意識が高く、電気自動車の充電スタンド数が多いカルフォルニア州に販売を限定する予定です。
アメリカでは、内外の大手自動車メーカーが電気自動車の開発や販売に力を入れていますが、販売は伸び悩んでいて、ハイブリッドカーで先行するトヨタが、電気自動車の販売に乗り出すことで市場が活性化することになるか注目されます。
既にアメリカでは日産のリーフが発売されており、これでアメリカ国内での日本のEVカーは2台目となります。
日本と同様、アメリカでも環境問題や、ガソリン高騰などを背景に普及していく要素が高まっているようですね。