「エコカー補助金」2013年2月まで続く予定が、すでに申請額が予算に近づき、期限前に終了するといわれています。早ければ今月末には終了との見通し。
話題の「エコカー補助金」は電気自動車やハイブリッド自動車以外でも、燃費が一定の条件を満たせば対象になります。このため申請件数が多く、すでに事業用の自動車に対するエコカー補助金は7月5日に終了しています。
現在でも自家用を対象にしたエコカー補助金は続いていますが、2012年度の予算2747億円のうち7月4日の時点で約7割に相当する補助金が申請されており、このことから申請期限の2013年2月末よりも前に終了する可能性が大きくなってきたのです。
ただ、電気自動車は金額の大きい別の制度があるのです。
それは「クリーンエネルギー自動車」に対する補助金で、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、クリーンディーゼル自動車が対象となります。
エコカーよりも有利な電気自動車の補助金
クリーンエネルギー自動車の補助金はエコカーの補助金と比べると対象車種が限定される代わりに、1台あたりの補助金は高額となっています。
自家用の場合だとエコカー補助金が一律10万円だったのに対して、クリーンエネルギー自動車では最高100万円まで補助金が交付されるのです。
補助金の算出方法は以下のようになっています。
対象の車種ごとに「補助金交付上限額」と「基礎額」が決められていて、以下の式で計算する金額か補助金交付上限額のどちらか低い方になる。
(実売価格−基礎額)×0.5
日産リーフで実際に算出してみましょう。
価格が一番安いモデルを350万円で購入したとすると、基礎額が202万3000円に設定されているため、(実売価格−基礎額)×0.5=73.85万円になります。
上限額の78万円を下回るため、この低いほうの金額738,500円が補助金になります。
それでもエコカー補助金の10万円と比べると、かなり高額で有利なことが分かる。
ただ、その補助金が支給されてもかなり高額なクルマにはなりますが・・・。
ディーゼル車も対象
補助金の対象には環境性能の高いクリーンディーゼル自動車も含まれています。
クリーンディーゼル自動車の場合は上限額が低めに設定されていて、最高でもメルセデスベンツの40万円です。
このように電気自動車(EVカー)はまだまだ補助金が続くので、これから購入を考えている方は、実際にカーデーラーへ足を運ばれ、試乗車に乗られることをオススメします。
そして、じっくりと比較検討されても遅くはありませんね。
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