その新ハイブリッドシステムはフィットをベースとした試作車に搭載され、現行で最高低燃費のトヨタアクアを上回る、ガソリンリッター当たり36q前後となる見込みだそうです。
また、価格もアクアの一番安いモデル169万円を下回る設定にする方針だそうで、価格面と運用面での初期と燃費性能の両コスト面でもトヨタを上回る見込みです。
この新HVシステムを搭載した新型車は「フィットHV」の次期モデルとして発売する方針で、新たに開発した排気量1500ccのエンジンを搭載し、エンジンとモーターの間に「デュアル・クラッチ・トランスミッション」(DCT)と呼ばれる省エネ型の変速機を配置。モーターだけで走る電気走行や減速時に回転運動を電気エネルギーとして回収する効率を高め、現行モデルより30%以上の燃費向上を実現するそうです。
ホンダは「各カテゴリーで1をとる」という目標を掲げており、新型フィットHVでトヨタの「プリウス」や「アクア」を追撃したい考え。本田技術研究所の山本芳春社長は「性能で『アクア』に勝つべく開発中だ」とコメントしています。
ホンダは国内においても世界的に見てもトヨタに販売台数で大きく水をあけられています。
10月の新車販売台数においてもトヨタアクアが1位と人気をプリウスと分け合っています。
この新型車でホンダは一気に巻き返しを図る狙いが見えてきますね。
世界的な景気の減速で、コンパクトさと維持費の安いクルマが求められてる今、国内小型HV車市場をリードすることは世界をもリードすることにも繋がるので国内メーカーが切磋琢磨し、自動車産業においては世界のトップとして君臨して欲しいものです。
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