2013年03月28日

テラモーターズ フィリピン政府による3輪タクシー電動化プロジェクトへ入札

フィリピン政府は排気ガスが及ぼす公害などで社会問題となっている三輪タクシーを、2016年までに10万台EV車に置き換える発表をしています。

それにともない、日本のベンチャー企業テラモーターズは27日、フィリピンを含めたアジアなど新興国向けに開発した電動3輪タクシーのプロトタイプを公開しました。
これはフィリピン政府による3輪タクシー電動化プロジェクトの入札に呼応するカタチとなっています。

フィリピンでは年間30万台くらいの3輪車が使われており、大気汚染や、ガソリン価格の高騰などでEV化の動きは以前からあっています。
今までのEVカーのほとんどは中国製で、故障が多く信頼性に欠け、アフターサービスの面(部品の供給など)でも問題となっており、日本のメーカーが参入する余地は充分にあるということです。

今回発表したプロトタイプはフィリピン仕様ですが、デザインを変えれば他のアジア諸国にも販売が見込め、日本の大手メーカーが進出していない分野を積極的にやっていくものです。

これで6人乗りは少々きつそうですが、右側乗降口に2人、反対側に3人と横向きのシートに掛けられるようになっています。

こんな3輪車、日本にも欲しいですね。
そんな、思いませんか?

以下基本性能です。
[仕様]
・6人乗り
・48V60A リチウム電池搭載
・7kwモーター搭載
・実用登坂力:12度
・走行距離:50q
・最高速度:50q
・充電時間:2時間


posted by GOLLA at 14:15| Comment(0) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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