それにともない、日本のベンチャー企業テラモーターズは27日、フィリピンを含めたアジアなど新興国向けに開発した電動3輪タクシーのプロトタイプを公開しました。
これはフィリピン政府による3輪タクシー電動化プロジェクトの入札に呼応するカタチとなっています。
フィリピンでは年間30万台くらいの3輪車が使われており、大気汚染や、ガソリン価格の高騰などでEV化の動きは以前からあっています。
今までのEVカーのほとんどは中国製で、故障が多く信頼性に欠け、アフターサービスの面(部品の供給など)でも問題となっており、日本のメーカーが参入する余地は充分にあるということです。
今回発表したプロトタイプはフィリピン仕様ですが、デザインを変えれば他のアジア諸国にも販売が見込め、日本の大手メーカーが進出していない分野を積極的にやっていくものです。
これで6人乗りは少々きつそうですが、右側乗降口に2人、反対側に3人と横向きのシートに掛けられるようになっています。
こんな3輪車、日本にも欲しいですね。
そんな、思いませんか?
以下基本性能です。
[仕様]
・6人乗り
・48V60A リチウム電池搭載
・7kwモーター搭載
・実用登坂力:12度
・走行距離:50q
・最高速度:50q
・充電時間:2時間