この数字は世界の新車販売台数の僅か2%にすぎないのです。
でも、5年前の3倍と大きく伸びているのも事実なのです。
これは先週11日、朝日新聞経済欄に載っていた記事です。
昨年1年間に世界で販売されたハイブリッド車のうちEVカーは6万台となっています。
この記事から、今後EVカーの需要が期待される部分と、伸びが鈍化する部分を探ってみたいと思います。
まずは地球保護の観点から、
ガソリン自動車から排出される温室効果ガスの抑制に繋がることがEVカーが大きく飛躍する要素と言えます。
二酸化炭素を出さないEVカーは今までの自動車の概念を覆す静寂性と、クリーンカーとしてのイメージが大きく定着しつつあるということです。
次に課題となっている部分は、航続距離の問題。国内向け電気自動車の場合、長距離だと充電の必要性に駆られるため、それを気にしなければ、いや、その問題をクリアしなければ目的地へ赴き、帰ってくるということが可能になりません。
それには搭載電池の高容量化と充電スタンドのインフラ整備。
各メーカーが新型電池の開発に注力し、この問題はいずれクリアできるものと思います。
問題は、全国のガソリンスタンド並とは行かないまでも、充電スタンドの整備になります。
近距離型から遠距離型の目的に応じたインフラ整備が早急に構築されなければ、本当の普及は難しいかもしれませんね。
また、自宅での充電設備を含め、現在の補助金制度がより充実されることも普及への大きなカギになりそうです。
このEVカーが市場へ出始めたのは、まだ4年余り。
その自動車の歴史からすると、まだまだこれからです。
あまり性急になっても躓く恐れがあるので、技術革新を待ちながら推し進めていく必要があるようです。
2015年にかけて世界の自動車メーカーは多用な電気自動車を発売する予定だそうです。
いわずもがな、色んな要素から、このEVカーが今後世界の主流になっていくのは間違いないようです。
EVカーの技術に関しては、世界のトップレベルに日本はあるそうです。
日本の技術を持ってすれば、より、エコ化された燃費の向上がされると思われます。
それは技術立国日本の復調を意味し、自動車業界で世界をリードする日もあり得る期待を膨らませています。
そして、日本経済の復活と共に、メイドインジャパンが世界中で走る姿を見てみたいものですね。